DRAPOJI公式 中の人ブログ

DRAPOJIの中の人が商品情報や展示情報、レースシムで参加したレースのレポート等を不定期に書き込むブログとなっております。

F4に乗ってきました(トムス・フォーミュラー・カレッジ)

全国1800人ほどのフォロワーの皆様、どうもお久しぶりです。

DRAPOJI中の人こと浅賀でございます。

さぁ、今回はタイトルの通りF4に乗ってきたという内容です。

ざっくりと経緯をお話ししますと、以前Twitterでちらっとお話ししたブレインテックの関連でKDDIさんからご招待いただき今回F4に乗らせていただけるという形になりました。

僕としては実車経験はほとんどなくブレインテック関連で86でグリップとドリフトをちょろっとやらさせて頂いた程度で、ペーパードライバーには変わりありません。

普段は車に乗らないですからね・・・

今回ご招待いただいたのはトムスさんが行っている「トムス・フォーミュラー・カレッジ

https://experience.tomsracing.co.jp/formuladriving/

 

こちらのエクスペリエンスコース(初級)を体験させていただくことに。

今回は朝八時半に集合ということでちょっと早めの5時半にはレンタカーでドキドキしながら富士へ向かいました。

F4の体験場所は富士スピードウェイのP7駐車場でしてかなり広めの場所でした。

 

さて、それでは今回乗る車両はこちらのF4マシンですが

こちら!

シャシーは「DOME F110 」 エンジンはTOM’S TZR42「160ps /5800rpm」 最低重量は「610kg (ドライバーとバラスト含む)」

キャプションに軽くマシンのことは書きましたが今回はタイヤも普通のF4よりグリップするものが用意されていて、フォーミュラーライツのタイヤが装着されてます。

 

参加者が全員集合したところで軽く操作の説明などをして頂き、その後に講師陣のご紹介をしていただきました。

今回インストラクターを担当してくれる方はSUPER GTで36号車「TGR TEAM au TOM'S」の監督をされている伊藤大輔さん。

そしてスーパーフォミュラーライツでモビリティ中京 TOM'S 320をドライブしGT300ではmuta Racing INGINGのGR86をドライブする平良響さん

お二人が今回インストラクターを担当してくれるとのことでした。

 

その後は伊藤さんがコースの説明とドライビング時の注意すべきこと、コツなどを軽く説明して頂きその後走行へ

最初に走るはずだった方が今回来れなくなってしまったとのこと走行順が繰り上がって私は2番目に走ることに。

今回、路面がウェット気味のダンプ?っていう説明でいいんでしょうか。

朝8時の時点でこの路面、この後に試走などで軽く走ったりしていましたが体験が開始したときでも湿っていました。

走る前にポラロイドカメラちょっとした記念撮影をしていただきました。

さて、見ていただければ分かる通り少々濡れ気味でスリックでは走れない状況でしたので最初に走る組はウェットタイヤで走ることになりました。

最初の人が走り始め、その後に日が出てきて走行が終わった際には走行したラインが微妙に乾き始めた状態に

なんとも言えないコンディションで私の番が回ってきました。

はじめにも軽くお話しましたがミニサーキットや広場で速度を出す走行は今回が3回目で、その前の2回はKDDIさんにご招待いただいたヤリスカップカーと実証実験とドリフト企画で乗った86のみ

今回のこういったフォーミュラマシン、いわゆる純粋なレーシングカーに乗るのは初めてです。

参加者の中にはレンタルや体験でフォーミュラーに乗ったことある方やカートで走ったりしている方、終いには現役のドライバーの方もいらっしゃいましてゲーマーのような中の人はごく少数だったかなぁ…と思います。

平良選手と中の人の2ショット、走行前の中の人の顔をよく覚えておいてください。

 

            

それではTOM'Sさんからお借りしたヘルメットを被っていざ走行へ!

というわけで乗り込むのですが、まず最初にシートを合わせから…とは言ってもある程度のポジション決めのためのシート合わせなのでそこまで時間はかからず。

その後シートベルトをしっかりと締め走行の準備はOK。

ちょっと前にヤリスのカップカーに乗らせて頂いた際に厚着で5点のシートベルトをしたら走行中に圧迫されて気持ち悪くなってしまったので、その教訓を活かし今回は薄着で…(寒かった)

そう今回のこのトムスフォーミュラーカレッジ、なんとびっくり長袖長ズボンでOKという(レーシングギアなんてシューズとグローブくらいしか持ってなかったので助かりました…)

準備が終わりメカニックさんたちに手押しで所定の位置までマシンを持っていってもらいます。

さて、鬼門のスタートですが…

動画のように盛大にエンストをこきましたw

事前にクラッチはかなり浅めのところで繋がるっていうお話聞いていましたが想像していた以上に浅くてびっくりしましたw

2度目は無事にスタート('ω')

最初の2周は慣熟走行でゆったりと先導車について行き、先導車が離れてから約15分程のフリー走行がスタート。

最初はめちゃくちゃビビり散らかしていました…

youtu.be

徐々に慣れてきてスピードを上げていくんですが、まず最初に感じたことは…

スピード感がすごい!

普段、中の人がシムを一画面でやっている弊害もあるとは思うのですが体感速度がすごく早く感じました。

カートもちょろっと乗ったくらいしか無いんですがそれ以上なのは言うまでもなく…

富林さんが以前インタビューで話されていた記憶があるのですが実車の情報量の多さ、これはたしかに感じました。

シムでは基本ステアからの情報のみで感じ取っていましたが僕が乗った時の感想としては、実車ではステアからの情報は逆にあまり来なくてステアで感じ取っている情報がGに代わっているといった感じでしょうか。

Gとお尻?腰?で感じる情報で車の挙動を読み取ってアンダーやオーバーを感じ取っていたので新鮮でした。

 

今回は駐車場でやったというのもあってか路面ミューが低いので、それで余計ステアが軽く感じるのかもしれないとTOM'Sの方が言っていたので本コースだともう少しステアからの情報も増えるのかもしれないですね。

ステアが思ったより軽かったって言ったら普段シムを重いステアリングで乗ってるせいなのか「んなわけないだろwww」って誰も信じてくれなかったの悲しかったです…

 

あとはタイヤがたわんでいるのか車両がロールしているのか正直よくわかっていないのですが、こう言葉で表現するのが難しいんですが「グニャ」っとした感覚もあってリアが粘っているっていうのも分かるという所で物凄く感動しました!

あとは以前に乗らせていただいた車両が基本Hパターンシフトの車両のみで慣れておらず上手いこと乗れなかったのですが、今回はパドルシフトのF4ということでスイスイ走れたので快適に乗れて物凄く充実した15分間だったかなと。

とりあえずベストタイムが17秒ちょっとで走れていたのですが最後に写真のようなカードを頂きました。

               

今回シルバーの評価を頂いたのですが、【エクスペリエンスコース】でゴールドをもらうと富士スピードウェイの本コースを走れる【プラクティスコース】に進めるとのことです。

ペース的にはゴールドをあげてもよかったらしいのですがパイロンタッチなどが減点対象だったらしく安全にコース内にしっかりと車を留めつつ一定のペースで走れるようになるというのが大前提だったのかなと。

またiRacingの癖が出ていたのかわかりませんがリアタイヤを主にしてスロットルで曲げようとしていたせいか横方向にタイヤを使いすぎていたとのこと。

もう少し縦方向に使えるとさらに良かったというアドバイス伊藤大輔さんから頂きました。

確かに後半レインタイヤ履いていたのもあってかリアがずるずるで結構滑っていた記憶があります。

 

さて、今回乗ったコースが1周大体17秒ほどでGが体にかかる時間が多かったのもあり15分でヘロヘロになってしまいました…w

正直「何とかなるやろ~」と思いましたが8分くらいですかね、そのあたりからもう首がかなりやられ始めて最後は耐えられず最終的には車体にヘルメットをわざと当てて顔を傾けた状態でずっと乗っていました。

やっぱり全身を使うスポーツですね…

降りたときはもうヘロヘロで顔がいつも以上に白くなって燃え尽きてました…

            

耐久レースで10時間ソロで走れる奴が何言ってんだって言われそうですが…

使う筋肉が明らかに違いますし首がやられてしまうとその時点でかなりドライビングが辛くなったので、もし今後こういった体験をする方がいらっしゃいましたら首の筋力トレーニングだけは必ずしておくことをお勧めいたします。

いや、ほんとマジで…(中の人も学習しねぇなオイ)

 

とりあえず一旦F4に乗ってきたという事と最初に乗った感想を簡単にブログに書かせていただきました(^^♪

実はこの後TOM'Sさんのご厚意でレインタイヤ組は、もう一度ドライタイヤでドライブさせてもらえたのですがその話はまたブログにて綴らせていただきます。

改めましてこのような貴重な機会をくれた関係各所の皆様、ありがとうございます。

それでは皆様また別の記事で!

伊藤大輔さんとのツーショット