iRacing TCRマシンレビュー(Audi RS3 LMS)
皆さんお元気にしていますでしょうか、9月に入り涼しくなってきましたね。
中の人は一人暮らしを始めて2か月程たちましたがやっと炊飯器でお米を炊きました。
お味噌汁が身に染みわたります…
母親曰く「炊いたやつを冷凍保存しておいてそれを食べたいときにチンすればいい」と教わりましたので5合ほど炊きました。
さて、iRacingではシーズン4が開幕しましたが中の人は今シーズンTCRをメインに走っています。
DRAPOJIカラーを見つけたらたぶん私か暇レーシング極みの方です。
さてそのシーズン4を戦うAudi RS3 LMS TCRですが日本では、スーパー耐久やスーパーフォーミュラーの前座レースのTCR Japanでも走っていますね。
WTCRでも人気の車両です。
iRacingでFFの本格的なレーシングカーとなると初めてだと思います。
今まではKia optimaやJetta等のほぼほぼ市販車のようなものしかありませんでした。
TCRマシンの市販車と言っちゃ市販車ですがほぼほぼレーシングカーですよ僕からしたら。
このTCRマシン曲者でして新しくiRacingに導入されたV7タイヤという新しいタイヤが導入されています。
今までのタイヤと違い温まるまで全くグリップしませんし使いすぎるとすぐ性能劣化が始まるのでセッティングも予選用と決勝用で使い分けが必要になります。
このタイヤは今現在iRacing内だと
スキップバーバ
ダラーラF3
アストン、コルベットのGT1マシン
この6車種に適用されています。
このタイヤの特徴としては前述したように温めに時間がかかる、性能劣化、そして空気圧による影響が以前よりも大きくなった等様々な要素が追加されています。
またおいしいところは一瞬しかなくプッシュしすぎると、どんどんタイムが落ちていきます。
以前のタイヤ(V6タイヤ)よりもマネジメントが難しくなったかなーという個人的な印象です。
これは駆動輪の違い関係なくF3やTCR、K&Nも同様です。
オーバルは特に後半なんかタレてきてペース維持ができなかったです、私オーバルでのマネジメント下手すぎてワロエナイ(´・ω・`)
実際のレースで走った光景です、この時の結果は7番手スタートの5番手フィニッシュでしたがレベルが高すぎてついていくのがやっとでした(;^_^A
こちらは動画にできればしようかなと思いますが見せ場が(;^ω^)トホホ
さて、このAudi RS3 LMS TCRですが私自身レースシムのFFは苦手で身構えていたのですが想像以上に素直な挙動で驚きました。
アクセルをラフに開けなければそこまでアンダーが出るわけではないですし、ブレーキを残すと思ったよりも後輪駆動みたいに曲がれます。
乗った当初はあれ?って思い拍子抜けしましたが、攻めてみるとこれまた難しさが見えたりも?
タイヤは前述のV7タイヤを装着しているのでアウトラップは気を付けて走るのですが、2周目に温まったかな?と調子に乗るとどこかすっ飛んでいく危ない挙動になります。
こちらはセッティングで対処できると思います。
温まったとしてもFFですのでブレーキで突っ込みすぎるとフロントに荷重過多になってリアが浮いてすっ飛んでいきます、正直これが一番レースで気をつけなくちゃいけなかったり。想像以上に車がブレーキング時にふらつきます。
またV7タイヤの特徴でお話しした性能劣化ですがこれはこの車だとセッティングによってはすぐに崖が来たりします。
フロントキャンバーはつけすぎるとペースを維持するのが難しいです。
つけても3.8くらいかなという印象、それ以上つけるとペース維持が厳しかったです。
コースがラグナセカというのもあるんでしょうけど。
直線が多いコースだとどうなるかは不明ですね。
他車との接触に関してはさすがTCRマシン、想像以上に頑丈でした。
なのでレースはガツガツ来る人も割といましたね、正直ふざけるなとは思いましたがこれもまたレースと開き直る必要がありそうです(;^ω^)
マシンとしてはとても楽しく走れるマシンでありFFということもあって初心者が乗るのにもそこまで気を張るような挙動ではないので乗りやすいと思います。
(V7タイヤの挙動を考えなければ)
個人的にはお勧めしたい1台です、ただ今シーズンは課金コースが多いために、始めたての方にはお勧めできるかといえば資金があまりない方にはお勧めできないですね(;^ω^)
始めたての方はV7タイヤに苦戦すると思いますので、MX-5、488チャレンジ、ポルシェiRacing Cupと無難にステップアップしていくのがお勧めかと思います。
慣れてきたらスキップバーバーやTCR、F3等乗ってみるといいかもしれません。
以上、DRAPOJI中の人のAudi RS3 LMS TCRレビューでした。
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