DRAPOJI公式 中の人ブログ

DRAPOJIの中の人が商品情報や展示情報、レースシムで参加したレースのレポート等を不定期に書き込むブログとなっております。

iRacingビギナー向け、これだけは覚えておこう!フラッグ編

どうも皆さん、ここ最近特に暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

この夏にぴったりなチョコミントに対して歯磨き粉という意見を見るたび憤怒する中の人です。

 

さてタイトルにもある通りですが、これだけは覚えておこう!ということでまずはiRacingで使用される旗の種類をお話ししましょう。

これを覚えておくだけでも走行時にクラッシュやトラブルに巻き込まれる可能性がぐっと減るかと思いますので、覚えて帰っていただけますと幸いです。

 

※今からご説明するものはiRacing基準でのお話となりますのでご注意くださいませ。

グリーンフラッグ 

 

まずはグリーンフラッグです。

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iRacing上に表示されるグリーンフラッグ


iRacingでは単独予選での予選アタック開始時、そしてレースのスタートとリスタートの際に振られます。

実際のモータースポーツと違って振られる機会は少ない旗ですので、iRacingではスタート以外では気にしなくてよいと私は考えています。

オーバルを始めた方はCクラスに上がるとよく見る旗になるかもしれません。

ホワイトフラッグ

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iRacing上に表示されるホワイトフラッグ


ホワイトフラッグは簡単に説明しますと【ファイナルラップだよ~(o・∇・o)】

っていうことをお知らせしてくれるフラッグです。

 イエローフラッグ

お次はイエローフラッグ恐らくiRacing上で一番見かけるフラッグではないでしょうか(悪い意味で)

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iRacing上に表示されるイエローフラッグ


コース上でストップしているマシンがいる場合に振られます。

iRacingは黄旗提示に加えてスポッターが「前方に停止車両止いるぞー」または「前方にスロー走行している車両がいるぞー」と教えてくれますのでイエローフラッグが振られている場合はストップ、スローダウンしている車両がいると思ってある程度減速しておきましょう。

ただし、いきなり減速すると後続車両に危険が及びますので、ちょんブレで後ろの車両に合図してから緩く減速していきましょう。

基本的に余程の先を急いでいる人でなければイエローフラッグを見ている方が多いかと思われますので意図を理解して速度を落としてくれるかと思います。

見ていない人が思いっきり突っ込んでくる場合がありますが、そのような場合は心の中で怒りつつレース後密かにプロテストしましょう。

イエローフラッグ中の追い越しはNGです。スローダウンしている車両や事故車は除きます(iRacing公式のスポーティングコード、イエローフラッグ参照)

幸い中の人はイエロー中に思いっきりぶつかってきた車は今までいませんでしたが、そういう方もいる可能性を考えて走行しましょう。

 

オーバルではクラッシュがあった際にコーションが入りますがコーションの際にもイエローフラッグが振られます。

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コーションの際にもイエローフラッグが振られる


とにかくイエローフラッグが見えたら前方に車両が見えなくてもコーナーを曲がった先にいることもありますので身構えておきましょう。

レース中はF3キーを押してRelativeを選択しておくと、ストップしている車両もわかりやすくなるかと思います。

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外部ソフト(Z1dashやSimhub等)を使用していないとマップは出てきませんから。

どこに何がいるのかわかりませんからね。

 ブルーフラッグ

お次はブルーフラッグです。

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iRacing上に表示されるブルーフラッグ


iRacingのブルーフラッグは周回遅れまたはオープン予選、オープンプラクティスで ※アウトラップの車両に振られます。

※アウトラップとはピットアウト直後のラップのこと、基本的にタイヤが冷えているのでコース上で周回しているタイヤが温まったマシンよりペースは下がる。

 iRacingでは基本的に「後ろから速い車が来ているぞー」とお知らせをしてくれるものになります。ブルーフラッグを振られても譲ってくれないマシンに稀に遭遇します。

ペナルティが出ないので【そんなもの知らなーい】って感じで譲らない人やブルーフラッグに全く気付いていなかったりする人の場合、どの場所で譲ればいいかわからず慌ててしまう人…

まあ理由は様々ですが基本的に始めたばかりの人は大体気づいていなかったり譲ろうと思って慌てる方が大半かと思われます。

 

GT3やGT4、またはワンメイクなど一つのカテゴリでレースをしている場合

ラップオーバーの車両が来た際は無理に譲ろうとはせず安全に譲れる場所でラップオーバーの車両を先行させましょう。コーナーなどで無理に行かせようとすると自分が吹っ飛んで行ったり抜きに来るラップオーバー車両と接触するリスクもあります。

自分がここなら譲れると思ったところで譲りましょう。

また譲る際はレコードラインからずれて譲りましょう、レコードライン上で減速は絶対におやめください。

ちょんブレでブレーキランプを点滅させて合図したり、ボイスチャットで「あそこで行ってくれ」と伝える方法がお勧めです。

 

マルチクラスでレースをしている場合。(例:LMP1,LMP2,GTEの組み合わせ)

速い車両の場合は安全に抜くように気を使い、遅い車両の場合は変にラインを変更せずできる限りレコードラインで走行し、安全に譲れるところで相手を先に行かせるように意識しましょう。

右に左に動かれると次にどういう動きをするのか予測するのが難しいのです。

遅い車両はできる限りレコードラインを走るようにと先程書きましたが、こちらも勘違いされてしまう方がいらっしゃいますと大変ですので補足だけ。

レコードラインを走るのはよいのですが、速い車両のノーズが入っているのにレコードライン、または自分が走るラインを維持しようとして寄せていってしまう方が稀にいます。ですので、速い車両が近づいてきて譲る際はF3キーで表示でますブラックボックスのRelativeとバーチャルミラーをよく見て、どこにクラス違いの車両がいるか確認する。これが一番ですね。

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左が通常のRelative表示、右がマルチクラスのレース時の表示、クラスごとに色付されています。
青色は周回遅れの車両、自分がラップダウンの場合はラップオーバーの車両が赤色で表示されます。

 

ブラックフラッグ

次はあまりお目にかかりたくないブラックフラッグですね。

 

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iRacing上に表示されるブラックフラッグ


iRacingでは基本的にショートカットしてしまった場合やインシデント超過のドライブスルー、フライング時のストップ&ゴーペナルティの際に出されます。

モンツァやルマン、ラグナセカ等ショートカットペナルティが厳しいコースでよくお目にかかる旗ですね。

 

オレンジディスク

これもあまりお目にかかりたく無い旗ですね、オレンジディスク。         

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iRacing上に表示されるオレンジディスク

iRacingでは車両に深刻なダメージがある場合に出されます。

オレンジボールって呼び方もあるそうですが呼び方は様々なのでしょうかね。

ちゃんと車両を修復できればこの旗は消えますが、車両によってはクラッシュの度合いで修復をしてくれない車両も存在しますので、まずクラッシュしないように心がけましょう。

私もオレンジディスクが掲示された経験がたくさんあります、ハイ。

 

 というわけで大分ざっくりとした説明ばかりでしたが何となくでわかっていただければ大丈夫です。

 

グリーンフラッグスタートだよ(o・∇・o)

ホワイトフラッグファイナルラップだよー(o・∇・o)

イエローフラッグなんか止まってるから気をつけてねー(o・∇・o)
ブルーフラッグ :後ろから速い車来てるよー、譲ってあげてねー(o・∇・o)
ブラックフラッグあなた何かやらかしたからスローダウンするなりピット入るなりしてねー(o・∇・o)

オレンジディスクはよ直せ(o・∇・o)

 

こんな感じで覚えておけば問題ありません、始めたばかりの方は右も左もわからないことだらけかと思いますが、ちょっとしたミスでトラブルが起きてしまうのがレースシムの難しいところ。ですのでブルーフラッグイエローフラッグは必ず覚えてください。

今後も文章で書ける内容の物でしたら更新していく予定です、さすがにバトルテクニックや駆け引き等は文章で説明するのがむずかしいと思われますので(´・ω・`)

月2回ほどオフィシャルレースを走る生放送をYouTubeでも行っておりますので何かご質問などあればそちらでお答えすることも可能です、是非チャンネル登録をお願い致します!

それでは皆様、よいiRacingライフを!

 

以上DRAPOJI中の人がお送りしました。

 

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